主に革用のクリッカーで、紙が抜けるかどうか試してみた。使ったのは、40cm×15センチ程度のもの。金属製の無骨な機械。手動。抜型はスウェーデン鋼。レバーを上げると、抑えの部分が上がる。抜型、抜くもの(紙)、受け用のMDFボードのようなものを抑えの下にいれてレバーを下げることで、抜ける仕組み。今回使用したクリッカーについて、長所、短所を整理してみた。長所は①手軽、持ち運びも楽。②比較的大きいワークスペース(幅12センチ程度)の2点か。
短所は①圧が均等にかからないので、場所を変えながら何度か押す必要があった。②レバーが下がりきったポイントが分からないため、力加減が分からなかった。③3cm角程度の型なら抜けたが、10cm角程度の型になると、圧が分散され、かなり力を入れたが、結局抜けなかった。④スウェーデン鋼の型の精度がいまいち。⑤抜けた後、抜型に嵌っている、紙や革をはずしにくい。
今回のクリッカーは紙を抜くのは一応可能だが、適さないと思った。
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